【松尾直伝!仕組み化のススメ20(最終回)】自社なりの「仕組み」をデザインしましょう!
いつもマネジメントデザインのブログをご覧いただき、ありがとうございます。
代表の松尾淳一です。
「仕組み作り」についてお伝えしていく「仕組み化のススメ」シリーズも、
今回で20弾を迎え、最終回となりました。
これまで19回にわたって、
・仕組み化とはなにか
・企業や業界が直面する問題点
・仕組み化のポイント
・仕組み化をするためのステップ
・仕組み化すべき要素
・仕組み化に必要なマニュアル作り
・テストの重要性
・バイブルについて
などを語ってきました。
日本の人口が減っている今、
経営者や社長、院長、オーナーたちの仕事が肥大化してしまっています。
人口が減り、採用人数が減ることで、仕事量や業務量が増え、
「経営者が本来やりたいこと」が真にかなえられていない現状があります。
なぜ運営がのびないのか?
なぜうまくマネジメント、マーケティングができないのか?
それは個人の采配や個々の能力の問題ではなく、「仕組み作り」ができていないからです。
「仕組み作り」のやり方ができていないからです。
マネジメントとマーケティング分野の「仕組み作り」は急務なのです。
これからの企業に求められる対応
10年間に1,000万人というペースで減少する人口。
今後、あらゆるマーケットが縮小し、働く人の数も減少していきます。
1人2人があらがったところで太刀打ちできません。
マーケティングとマネジメントを変えて、変化に対応しなければいけないのです。
「昔のやり方が通用するのではないか?」
「人口は増えて元に戻るのではないか?」
そんなことは絶対にありえません。
どの会社も、どの経営者も、
マーケティングとマネジメントの問題を「絶対に考えないければいけない時代」に突入しました。早めに変化に対応できる人が今後の勝ち組になります。
業界の中での次の潮流になるのです。
マーケティング面では
・縮小するマーケットへの対応
・生産性の向上
・多様化するニーズへの対応
・少人数で生産性をあげる「仕組み作り」
マネジメント面では
・多様な人材を活かす
・多様な働き方を認める
・教育の体系化
・少人数で生産性をあげる「仕組み作り」
こうした対応が必要となってきます。
ブログでは経営者の「KKK(勘、根性、感覚)」のお話をしました。
(【松尾直伝!仕組み化のススメ③】仕組み化のポイントは『KKKと経営者からの脱却です!』)
もちろん、ビジネスの中で勘や根性、感覚が大事な部分もあります。
しかし、すべてのものが「KKK」で乗り越えられるわけではありません。
肥大化しすぎた業務をスリム化して、
限られた人材をどうやって仲間にして、同じ方向性に導いていくのか?
これは「仕組み」を作る他ないのです。
自分なりのマーケティングとマネジメントをデザインする
「仕組みを作る」という言葉だけ聞いてみると当たり前のように思えるのですが、
これを実践しようとすると簡単ではありません。
たくさんやべきことがあり、悩むこともあります。
業界や業種によって、働き方も異なります。
私はいろいろな業界の方とお付き合いしていますが、
医療業界など、人(院長)の力に頼っている「属人的な業界」は多いです。
もちろん、人の力に頼る方法は良い部分もありますが、
人の力ややる気には限界があります。
一人が倒れたら何もできなくなる恐れがあるのです。
「属人的な業界」であるからこそ「仕組み作り」が大事になってきます。
それぞれの業界なりに「仕組み」を作っていくことはできるのです。
これからは、
「皆さんなりの、自社なりのマーケティングとマネジメント」をデザインしていかないといけない時代です。
・「仕組み作り」の方法で悩んでいる!
・「仕組み化」に興味がある!
・聞いてみたいことがある!
・知りたいことがある!
そんな方は、ぜひマネジメントデザインにぜひご相談ください。
「仕組み化のススメ」シリーズは今回で最終回ですが、
今後もっと、
「仕組み作り」を詳しく学べる機会を作っていきたいと考えています。
あなたの会社なりの「仕組み」を作って、生産性を高め、
これからの時代を乗り切っていきましょう!
長い間お付き合い頂き、ありがとうございました!