人のマネジメントとは何か? - 株式会社マネジメントデザイン

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人のマネジメントとは何か?

「マネジメント」とは、英語の表現のため、 言い当てる適切な日本語はないと思われます。

ビジネスやスポーツ系など、 いろんな著者が「マネジメントとは○○」と 定義はしていますが、明確に言い当ててはいません。

一方、日本では、近年は特に マネジメントに注目が集まってはいますが、 日本語訳の勘違いされた表現のまん延が気になります。

その1つに「マネジメント=管理すること」。

これは、マネジメントの1つの意味合いでは ありますが、決して総称するものではありません。

管理がすべて、ではないことは覚えておいてください。

 

では、マネジメントとは何でしょうか?

 

それは、

「任せられた資源(人材)の可能性を引き出しながら成果を出し続けること」

です。

管理ではなく、可能性を引き出すこと。

その人の個性を引き出して上げながら、です。

 

また、その為には2つのことが大事です。

  1. 「人を育てる仕組みをつくる」こと
  2. 「仕組みを作れる人をつくる」こと

すなわち、

人を育てる仕組みをつくり、社長の考えを具現化できる人をつくる。

ただし、今までのマネジメントには限界があります。

では、その問題とは何か?

 

人のマネジメントにおける問題点は、何でしょうか?

 

かつて私は学習塾に携わっていて、小学生をはじめ 英語、スポーツスクールの指導などを行ってきました。

その中で、さまざまな教育関係者と意見交換しました。

日本の教育で何が問題なのか。

 

それは、子どもの育て方が体系化されていないのです。

 

親からの感覚や経験での教えが、その子の教育のすべて、というケースが日本ではよくあります。

もちろん、プラス面もあります。

しかしながら、

・自分の子どもの長所を引き出せた

・能力を発揮させ、世の中に貢献できる人になった

というのは、実はあるようでほぼありません。

手探り”で終わってしまう場合が大半なのです。

 

会社の経営も一緒で、人・部下の育て方は、 あるようで確立されていない会社が多いのが現実。

研修などで、いろんな会社にお邪魔する中で、 「うちは人の育て方を徹底しているんですよ」 という会社でも、さほどできていない場合が多い。

できる1人のマンパワーに頼って、 一部の人間しか導けていない場合も多いのです。

できる人に仕事が集中してしまい、 調子のよい時は問題視されなくとも、

そのできる人が 他の部署に行ったり、辞めてしまったりすると、  部下がボロボロになるのが日本企業の典型と言えます。

 

ポイントは人の育て方の“仕組み化”です。

 

そこで必要になってくるのが、 誰がやっても同じ成果を導き出せる「再現性」なのです。

 

私たちが提唱しているのは、 再現性あるマネジメントを作って(デザインして)いくこと。

 

できない人だけが実践すればいいのではありません。

部下を持つ人が体系的に、その考え方を身に付けてもらい、

部下を育て導いていく、ということです。

子育てにも応用できる考え方になります。

 

感覚や経験だけに頼るのではなく、全体の マネジメントをデザインし、絵を描いて頂きたいのです。

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