自社採用のカタチをつくる2つのステップとは
前回、これからの求人活動はより今まで以上に
「どのように人材を確保するか、自社なりの戦略を持つことが重要」ということを
お伝えしてきました。
今回は、その自社採用のカタチをつくるのに、
必要な「2つのステップ」を具体的にお伝えしていきます。
まず、1つめのステップとしては
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STEP1
「採用に特化した専用ホームページを作成して、求職者が知りたい情報を届ける」
また「あなたの会社が伝えたい情報も届ける」
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ことです。
「あなたの会社の求人情報は、伝えたい情報がきちんと求職者に伝えることができていますか?」
「求職者は共感していますか?」
会社側、求職者側それぞれの目線での悩みはあると思います。
ハローワークや求人媒体には、掲載制限があり、決められたフォーマットの中での記載になるので、
同じような感じになってしまいます。
どうしても他社との「差別化」が難しいのが現況です。
そこで、
採用に特化して専用ホームページを作成し、求職者が知りたい情報を届ける。
また、御社が伝えたい情報を届けることが必要なのです。
また、採用サイトには、「求職者が求めている情報」をのせる必要があります。
長年人材マネジメントに関わってきた弊社の調査によると、
求職者は就職の際に「重要視することがあること」がわかっています。
採用においてはそれがまさに
「伝えなければならない」ポイントになるのです。
用意したいコンテンツのポイントは、下記の5つです。
1、求職者むけの共感をつくる=ビジョン
会社のビジョン、理念など。どのような価値を世の中に提供しようとしているか?
これが求職者の共感をうみます。理念なき会社には優秀な人材はやって来ないのです。
2、一緒に働く人、チーム=コミュニケーション
一緒に働く人やチームの雰囲気はどのようなものか?具体的にどんな人と一緒に仕事をするのか?など、
潜在的に転職を考えている人が「転職を意識するようになる」には、雰囲気が伝わることはとても重要です。
3、具体的な仕事の内容。実際のクライアントの声
具体的な仕事の内容がわかること。実際にクライアントの声があると、仕事の内容もイメージしやすいでしょう。
4、成長
この会社で果たして自分は成長できるのかどうか?
人は成長したい生き物です。「成長」は優秀な人材にとっては刺さるワードです。
5、働く環境
働きやすい職場であるか?自分の経験や能力を活かせる環境が整っているか?も重要なポイントです。
福利厚生や休暇なども含まれ、「楽しさ」が伝わることも大事なアピールポイントです。
その内容を、
伝わる表現に書き換えたり、伝わる工夫をデザインすることです。
サイトが完成したら、それで終わりではありません。
現在使用しているリクルート媒体やハローワークの情報にも、採用サイトを見ることが
できる流れや導線づくりをしましょう。
そして、2つ目のステップとしては
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STEP2
作成したサイトを利用し、共感、関心を拡げる
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ことです。
求人情報はクローズにしてはいけません。
作成したサイトも作っただけでは意味がありません。
いかに情報を届けたい人にピンポイントに伝えるか?
SNSなどを積極的に活用して、攻めの求人活動を行いましょう。
中小企業の多くが、人材の採用に関わらず、
経営においても、SNSを効果的に利用出来ている例は多くありません。
そして今、SNSでの情報発信はマーケティングのためだけに行うものではありません。
人の心理と言うものは、触れる回数が多いほど好感を抱きやすくなります。
心理学で「ザイオンス効果」と言います。
この効果は、人だけに限らず、キャラクターや商品、会社でも良いのです。
潜在的な就職希望者に対し効果的に接触を重ねるためのツールとして、
SNSをどのように活用していくかが、重要なのです。