余裕ができてから取り組むのではなく、多少負担になってもマネジメントのことは先行して進めていきたいと考えていたんです。 - 株式会社マネジメントデザイン

事例紹介case

余裕ができてから取り組むのではなく、多少負担になってもマネジメントのことは先行して進めていきたいと考えていたんです。

アシマ設備株式会社 取締役 志水一星氏
株式会社マネジメントデザイン

余裕ができてから取り組むのではなく、多少負担になってもマネジメントのことは先行して進めていきたいと考えていたんです。

愛知県あま市に本社を構え、愛知県を中心に岐阜県、三重県の中部地区のみならず関東や関西にまで活動の枠を拡げるアシマ設備株式会社。代表の嶋貫氏のもと、様々な企業や店舗向けに働く環境、お客様をもてなす空調環境を整えるサービスを500社以上に展開している。http://ashima.co.jp/
志水氏は創業時から社長の右腕として活躍、さまざまな重役を歴任し、現在取締役として活躍している。


弊社(以下MD)今日はお時間ありがとうございます。志水さんは嶋貫社長とは長いお付き合いなんですね。

志水氏「そうですね。創業前から知り合いでした。創業時の頃はほとんど毎日遅くまで、社長と2名で仕事が終わったあとに夢を語りあったりしていました。どんなサービスをお客様に提供していこうか、他の会社にできないことは何か、どんなスタッフと仕事をしたいのか、時間を忘れて話をしていたのを鮮明に覚えています。」

「スタッフの数も少なかったですし、自分たちも現場に入ってスタッフの指導をしていました。ただ、そのやり方や方法はよく分かっていなかったですね(笑)。1人でも多く、アシマ設備のスタッフとして早く育って欲しいという思いはとても強く持っていました。社長の嶋貫も同様です。いろいろな苦労がありましたが、今では海外のスタッフまでが活躍する会社になりました。総勢42名です。」

MDマネジメントデザインの研修に参加されたきっかけを教えてください。

志水氏「マネジメントデザインと出会ったのは、社長の紹介でしたね。社長が「行ってこい!」って(笑)。社長と一緒に過ごしている時間は多かったのですが、やはり社長は会社の未来に向けていろんなことを考え、いろんなことに挑戦していく訳です。その全てを理解しているつもりでしたが、その具体的な方法を考えるとなるとなかなか難しい…。ですので、会社を一緒に支えていく幹部としてワンランクアップして欲しい、早い段階からマネジメントを学んで欲しいという強い要望がありました。徐々に人も増えてきている時期でした。今思うと、当時は感覚的に人への指導や教育をやっていたんですね。人を活かす幹部になって欲しいと社長からの熱いメッセージがありました。」

「会社のステージとしては、ちょっと強引な時期だったと思います。私も現場に入り込んでいましたから。ですが、余裕ができてから取り組むのではなく、多少負担になってもマネジメントのことは先行して進めていきたいと考えていたんです。会社にもっと新しい人が入ってきたときに、人のこと、組織のこと、チームのつくり方を知らないと、どんなにがんばっても時間には限りがある。人のキャパシティをオーバーしてしまいますよね。任せる人材を育てるという意味でもとても意味のある取り組みでした。」

MDマネジメントデザインの研修で学んだことを教えてください。

志水氏「いっぱいあります(笑)。まずは、自分1人がパーフェクトにやるのではない。全てをこなすようなスーパーマンになるのは無理、ということですね。良い意味で他力本願でやる。任せてやる。そういった考え方や具体的なやり方を教えてもらったことです。それまでは、自分が何とかしなければっていう思いが強くありました。ですが、MDと関わる中で、仕事の割り振りやルール化を進めることができたんです。昔の自分と比べると90%以上、マネジメントについての考えが変わりました。」

MD参加者の方とも盛り上がってましたね

志水氏「そうですね(笑) 他の業界の方との学び合う時間が大きな財産になりました。同じテーマの課題でも、異なる業界、違う会社の参加者の気付きは全く違うんです。違う視点からの声を聞けるので、それが刺激にもなりましたし、思考の拡がりに繋がりました。どうしても、同じ会社のスタッフで課題に取り組んだりすると、視点が狭くなることってありますよね?また、上司が部下に答えを決めつけて教え込んだりしてしまいますし。ですので、今の仕事をどうやって達成するか?ということよりも、もっと物事を俯瞰して見ることが重要だということに毎回気付きがあり、今の自分に大きな役に立っていると思います。また、同じような役職の参加者が多いので、マネジメント以外のことの相談相手ができたのも大きな収穫です。研修以外の時でも、連絡したりできる良い関係が続いています。」

MD今、社内のマネジメントはどんな状況ですか?

志水氏「フィリピンからの研修生を2人受け入れています。創業時を思うと想像できないスピードです。言葉の壁はありますが、マネジメントのやり方を学んでからは、様々なアプローチを身に付けれたと思いますし、いろいろと実践しています。まだまだ教えることは多いですが、とても素晴らしい2人の人材だと思いますし、それを活かすことができていると自負しています。昔なら、嫌がっていた自分がいたかも知れません(笑)アシマ設備は、組織として成長していくという強い理念があります。スタッフと一緒に成長していく会社ですので、海外の人だろうと、年齢が高かろうと若かろうと、一緒にチームとしていろんなことを達成していきたいですね。」

MD最後に。アシマ設備と志水さんの今後の目標を教えてください。

志水氏「まずは、今の事業部で5年後に売上5億の体制をつくることです。この達成はもう視野に入れています。そして、今以外の仕事のビジネスモデルを構築することです。社長を中心に新しい事業モデルを形づくり、それが軌道に乗るようにしていきます。また、その担い手を育成することが私の使命ですね。それを継続していき、アシマ流の人材育成を私が完成させていきます。そして、アシマホールディングスをつくる優秀な人材を多数育成します。自主的に事業提案ができる人材をつくりたいですね。個人と会社のビジョンが相乗効果で達成していき、より拡大できるようにしたいと思っています。教育の重要性が分かった今、人を育てることを継続してやってみたいですね。そういった仕組みづくりをやっていき、社長を支える人材をつくっていくことが、私が絶対達成したい目標です。」

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