事例紹介case

一分野だけでアドバイスをもらうものではなく、全ての分野においてサポートされているという実感があります。

2011年の創業以来、愛知県名古屋市～尾張地区を中心に訪問介護事業と児童デイサービスを展開している株式会社ＨＯＵＳＥＮ (http://www.housen2011.com/child/)の興法見信（おきのりあきのぶ）代表。

マネジメントデザインとの関わりの中で、人と組織の成長を軸としながら、“感謝の心で人を動かすこと”を理念のポイントとする経営を続けている。人材難に悩む業界であるが、その中にあってもスタッフを活躍させ、チームを輝かせる興法氏にインタビューをお願いした。

弊社(以下MD)今日はお時間ありがとうございます。まずは、マネジメントデザインと出会ったきっかけを教えてください。

興法氏「創業して2年過ぎた頃にマネジメントデザインと出会いました。社員が10名程度で、訪問介護とデイサービスの1店舗目をオープンさせて半年ぐらい経ったときでしたね。」

「業績も低迷していて、組織に言いたいこともなかなか伝わらない、人が辞めていく、といった先が見えない日が続きましたし、自分がやっていることが正しいのか？を悩んだ時期でもありました。業界の専門的なこと、行政のルールなどは分かるんです。ですが、肝心の経営のポイント、組織のつくり方を実は知らなかったんです。」

MD具体的にはどんなサービスを受けたのですか？

興法氏「経営者の思いの伝え方やスタッフのモチベーションの上げ方から、組織としての数字の把握の仕方や考え方まで、幅広い内容をコンサルテーションを通じて教えてもらいました。組織としても個人としても成長しているという実感がありますね。」

MD目に見えた成果にはどんなものがありますか？

興法氏「いろいろあるんですが（笑）。マネジメントデザインのコンサルティングが始まってからデイサービスの２店舗目をオープンすることができました。」

「マーケティングのことを細かく指導してもらいましたね。出店までの進め方、立地の考え方、地域分析、人口分析のやり方、競合の分析の仕方なんかも。また当たり前ですが、店舗を増やすということはスタッフを増やすということになります。そういったマネジメント絡みのことも一緒に考えてくれるんです。コンサルタントというと、答えだけ言って後は自分たちでやってください、っていうスタンスが多いのかと思っていましたがＭＤ（マネジメントデザインの略）は違いました。こちらが分かるまで、納得するまで、考え方を教えて答えを引き出してくれるんです。また、ホームページやブログ、パンフレットのつくり方、効果的なビジュアル、写真の使い方なんてことまで指導が入りました。２店舗めは想像以上の成果でした。１店舗目が1年かけて実現した数字を2ヶ月で達成できたのですから。」

MD以前と比べて興法様自身にはどのような変化がありましたか？

興法氏「私自身、経営を始めたときには、自分ひとりの力で何とかなる、何とかしなきゃ、という思いが強かったんです。ですが、ＭＤのコンサルを受けて、自分ひとりだけの力には限界がある、ということに気付かされました。あのままの状態で経営を続けていたら、今のような拡張はできていませんね。「また、“人の成長の楽しみ方”を教えてくれたのがＭＤですし、今、私の右腕として大活躍している部長や幹部候補を育てること、その育て方を一緒になって考えてくれたのもＭＤです。経営会議や店長会議といったものも、普通に会議をやれば良いものだと思っていましたが、どこにポイントがあり、どのように進めていけば目標に短時間で到達できるのか？を掴むことができました。」

MDスタッフの皆さんにはどんな変化があったのでしょうか？

興法氏「組織の雰囲気も大きく変わりました。私の言うことに従うのみだった組織に自主性が出てきたんです。現場からの良い提案が出てくる、その提案をみんなでブラッシュアップする、そして組織がお客様と未来に向けて動き出す。人材の数だけではなく、人材の層が厚くなっていくのが目に見えて分かりました。」

MD最後に一言、お願いします。

興法氏「ただ単に、一分野だけでアドバイスをもらうのではなく、全ての分野においてサポートされているという実感があります。私は今の業界を通して、ＨＯＵＳＥＮ発信で日本を変えることをしたいと思っています。まずは、2023年までに少なくとも10店舗の介護事業を展開していきたいと思っています。デイサービス事業だけにはこだわっていません。ＭＤと一緒に仕組みをつくっていき、いろんな介護事業へと横展開をしていきたいと思っています。」

「ＭＤさんには、これからも、ＨＯＵＳＥＮを大きくするために、私と幹部、そしてお客様へ感動を伝えることを支えてもらえたらと思っています。組織が大きくなるにつれて、問題が多くなることも覚悟しています。そういったときにも、予防の段階からさまざまなアドバイスをもらいながら、一緒に成長してきたいと思っています。」