社長は社長の仕事ができていますか?
大企業から中小企業まで、さまざまな会社の
経営のお手伝いを、今までにさせていただきました。
その中で、感じたことがあります。
それは、社長は社長の仕事ができているか、ということ。
2000年と比較すると、下記のデータがあります。
- 今の企業は、現場の仕事の総量が3~5倍に
- 求人は業種にもよりますが、応募数が約3分の1に
- 若者の価値観は多様化し、5~10倍といわれる
仕事は増えるが、人は来ない、価値観が変化している…。
そんな状況に企業として対応しないといけません。
まずは人の業務を仕組み化し、解決すること。
あとは、人にしかできないことに専念することが大事です。
ぜひ会社の状況を見直してください。
人がやらなくていいことを、人がやっていませんか?
今の時代、パソコンはじめ、いろんなシステムがあります。
そういったものを活用できていますでしょうか。
今の技術に追い付けない、となげいて済む状況ではありません。
加速する時代の流れの中、会社として取り残されるのは明らか。
残念ながら、多くの会社の状況を見させていただく中で、
どうでもいいことを、人がやっているケースがありました。
しっかりと考えてみましょう。
社長は、社長にしかできない仕事をやる。
ナンバー2の人間は、その人しかできないことをやる。
当たり前ですが、やらなくていいことはやる必要はない。
誰でもできる業務をして、満足してはいけません。
「会社の売上が伸びない。社長の私も一緒に働いているのに」
と相談されますが、それは社長業に専念できていない証拠です。
組織の基本ともいえる適材適所を大事にしてください。