動画作成に欠かせない自分の見せたいものと視聴者のニーズを一致させるとは
動画作成で忘れてはいけないことは、視聴者にどのような変化が起こるかが重要で、ただ見て終わりでは全く意味がありません。クオリティの高い映像が完成し満足しているのは、制作側やクライアント側の自己満足になってはいないでしょうか?
映像で伝えれる情報は静止画に比べ4000〜5000倍とも言われており、
伝えたいことが明確に伝えきれていない映像を制作し発信することは、とても危険であるとも言えます。
では映像の価値を最大限化させ、どのように見せたいものと視聴者のニーズを一致させていくのか。
大切なことは2つあり、①第三者の視点②コトで捉える目があるかないかです。
例えば、商品を売りたい、会社をPRしたい、良い人材を採用したいなどの課題は多くの企業で共通あり、もちろん視聴者側にも、あの商品を買ってみたい、あの会社のことを知りたい、あの会社で働いてみたいなどの声があります。
言い換えてみれば、情報を伝えたい側と情報が欲しい側、両方の立場の人が存在していることになります。
なぜお互いが必要としている情報が相手に伝わらないのでしょうか。
原因のひとつは、一方的に企業側からメッセージを発信しているケースが考えられます。自社の強みや価値を伝えることも大切ですが、視聴者を無視したメッセージになってはいけません。第三者の視点を持ち、偏った内容を伝えるのは控えましょう。重要なことはお互いのニーズを読み解く力です。多角的に考えられる人と一緒に制作することが望ましいでしょう。
もうひとつの原因は、モノの説明を伝えているケースです。本当に視聴者に情報を伝えるのであれば、その映像を見た視聴者が変化を起こすことが重要で、商品を買いに行ったり、出来ないことが出来るようになったり、周囲の友達に情報をシェアをするなどの行動が起きて初めて効果的かつ動画満足度が相互に生まれると言えるでしょう。
そのために必要なことは、モノではなくコトに視点をあてること。視聴者が映像を見て自分自信がどのように変化や成長するのか。ビフォーアフターをイメージしながら人の暮らしや行動の変化を考えれる視点を持つことが大切です。
一方的な映像を使った情報発信は企業イメージをマイナスをに引き起こす例も多々ありますので、慎重に映像制作を検討されている場合は考えてみてください。
とはいえ、映像で伝えれる情報量は静止画に比べ4000〜5000倍。自分の見せたいものと視聴者のニーズを一致させ、効果的な映像を制作していきましょう。
次回は、「誰と作成するのか?動画制作会社で本当に良いのでしょうか?」をテーマに綴らせていただきます。